臆病な動物、エイダ。
僕は、小さいころ、幽霊やら宇宙人やらにすごい怖がる子供だった。
だけど、怪しいことは必ず原因を突き止めないと安心できない性格が幸いしたのか、だんだんとそういうものを気にしなくてよいことを察知するようになり、たぶん小学校低学年を終わったくらいには、あまり気にしないようになったと思う。その後しばらく、たけしのTVタックルで超常現象否定の急先鋒だった早稲田の大槻教授の隠れファンだったのを覚えている。(当時は、物理学者はUFOの反証の研究をして生活しているのだと思っていた・笑)
だが、超常現象に否定的な考えが身についた今でも、身の回りのちょっとした生活音にはかなり敏感だと、自分で思う。
これは、怪奇現象に怯えているのではなくて、現実に起こりうる危ない事件や事故も、ちょっとしたことから始まり、気付けば回避できることが多い、と思っているからだと思う。なんとなく音に注意を払ってしまうというのが僕の性のようだ。後ろに目はないが、音ならば見えない異常も察知できる。(まあ、無意識のうちに注意を払っているんで、「理由」なんてものは、究極的には無いのだが・・・)
そのおかげかどうかは知らないが、小学校5年生のとき、車に轢かれそうになったのを、助かった。
信号が青になって、交差点が静かになったので、横断歩道を渡り始めたとき、突然右側に地面を擦るような音が聞こえた。気になってふと横を見ると、スリップした車が僕に向かって突っ込んでくるところだった。僕は走り逃げた。ほんまに、間一髪だった。
さらに、僕は自宅への来客と電話の着信を事前に予測する能力があった(笑)
その仕組みはこうだ。
自宅は1フロアに2世帯ずつが入居するノッポなマンションだったのだが、エレベータの動く音がかすかに聞こえるのである。母親も父親もほとんどわからない音だ。
そして、長く住んでいれば、エレベータが1階から我が家のある階まで上ってくるのにかかる時間も、感覚的にわかる。つまり、エレベータが動く音が聞こえている時間を数えることで、どこの階への訪問かある程度わかるのだ。お隣さんへの来客のこともあるので、外すことはあったが、だいたい玄関のチャイムが鳴る前に来客を予測できた。事前に電話もしていないのに、僕がドアを開けて待ち構えていると、びっくりされた。さらに、この能力は意外と実用的で、試験期間中にゲームやらパソコンやらを安心してしていられた。親が帰ってくる音も例外なく聞こえるのでね(笑)
電話の着信は、自宅に設置してあったIPフォンのモデムが、呼び出し音が鳴り始める1~2秒前に、カチッと小さな音を奏でるのが聞こえるため、予測できたのだった。
まあ、注意して聞いていれば、誰でもわかる音だろうとは思うが、普段生活している中で気づいてしまうのは、無意識のうちに相当音に注意を払っているという証拠だろう。
近くで変な音をたてると、エイダは必ず振り向く。興味のある方はお気軽に。
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面白いです。そして、よい文体です。
粗方のエントリーを読ませて頂きました。
とても良い顔をされているのですね。
現代に似つかわしくない。
直接親交を持ちたい。
栄田さんのことは偶然通りかかった今日知っただけですが、興味を持ちました。
もっとよく知りたいと思います。
では、また。
船長
ご訪問ありがとうございます。記事を楽しんでもらえたようで、嬉しいです。またお褒めの言葉も頂き、大変恐縮です。
今後も少しずつではありますが、更新していきますので、ぜひ、またお越しくださいませ。
私も電話予知能力はありますよw
我が家は相変わらずADSLで、電話がかかる直前にIPモデムが鳴ります。
偶にまちがうこともありますが、9割5分電話がかかってきますね。
コメントありがとう! 結構、能力あるひといるんですね。確かに、回線が再接続されるときの音とか、間違うこともあります。